ACSM 健康にかかわる体力の測定と評価 ―その有意義な活用を目ざして― 【目次】

1章 序論 <青木 純一郎>

  1. 体力の定義
  2. 健康にかかわる体力
  3. 測定と評価入門

2章 運動参加前のスクリーニング <小林 裕幸>

  1. 運動参加前のスクリーニングガイドライン
  2. リスク層別化
  3. インフォームドコンセント
  4. 安静時のテストに関する問診および説明
  5. 運動時のテストに関する問診および説明
  6. その他の体力テストに関する説明

3章 安静および運動時の血圧と心拍数 <村岡 功>

  1. 血圧の定義
  2. 心拍数の定義
  3. 心臓血管系の血行力学
  4. 血圧の測定
  5. 安静時血圧測定の手順
  6. 運動時の血圧測定
  7. 心拍数の測定
  8. 運動時心拍数の測定
  9. 脈圧積(二重積)

4章 身体組成 <内藤 久士>

  1. 身体組成の定義
  2. 肥満と健康との関係
  3. 人体計測法-身体組成
  4. 身体組成測定方法の要約

5章 筋の適性:筋力、筋持久力、柔軟性 <内藤 久士>

  1. 筋力の定義
  2. 筋持久力の定義
  3. 筋力の一般的評価
  4. 筋持久力の一般的評価
  5. 柔軟性の定義
  6. その他のテストのための推奨機器

6章 心肺持久力の測定:ステップテストおよびフィールドテストによる心肺持久力の推定 <高橋 淳一郎>

  1. 心肺持久力測定の連続
  2. 心肺持久力測定の重要性
  3. テスト前の注意事項
  4. ステップテスト
  5. 有酸素能力推定のためのフィールドテスト
  6. 最大酸素摂取量の基準

7章 実験室内での最大下運動負荷テスト:YMCA自転車エルゴメータテスト、オストランド自転車エルゴメータテスト、ブルース最大下トレッドミルテスト <綾部 誠也>

  1. 最大下運動負荷テストの定義
  2. 自転車エルゴメータ
  3. 最大下運動からの心肺持久力(CRF)の推定
  4. 最大下運動負荷テスト
  5. YMCA自転車エルゴメータテスト手順
  6. オストランド最大下自転車エルゴメータ運動負荷テストの手順
  7. ブルースの最大下トレッドミル運動負荷テストの手順

8章 最大運動負荷テスト <神野 宏司>

  1. 最大GXTの目的
  2. 中等度,高強度運動プログラムを始めるにあたって最大GXT,医学的検査を受けるべき対象
  3. 医師は最大GXTに立ち会うべきか
  4. 検者の条件
  5. プロトコールおよび手順
  6. 最大GXTテストの禁忌とテスト終了の基準とは何か?
  7. ブルースプロトコールによる最大有酸素能力(最大酸素摂取量)の推定

9章 評価結果の解釈:事例研究 <小倉 裕司>
事例1. ジェーン・スライマー
事例2. ジョン・クイック
付表A 単位換算
付表B リスク層別化の事例
付表C 記入用フォーム 身体活動質問紙(PAR-Q) 健康歴質問紙(HHQ) インフォームドコンセントの見本 ACSM危険層別化表 人体計測データ様式 筋力,筋持久力,柔軟性データ様式 最大身体作業能の推定 最大身体作業能力の推定例 最大下自転車運動試験データ書式 最大多段階運動試験データ書式