生涯スポーツ実践論<改訂5版> ―生涯スポーツを学ぶ人たちに―

book0072

生涯スポーツ実践論<改訂5版>

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体育・スポーツ・健康科学テキストブックシリーズ

監修・著

川西 正志 北翔大学 特任教授
野川 春夫 武庫川女子大学 学術顧問

編著

北村 尚浩 鹿屋体育大学スポーツ人文・応用社会科学系 教授
伊藤 央二 中京大学スポーツ科学部 准教授
長ヶ原 誠 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授
工藤 康宏 武庫川女子大学健康・スポーツ科学部 教授
大勝志津穂 椙山女学園大学人間関係学部 教授

執筆者

青島 健太  参議院議員、(有)オフィス・ブルー 取締役
秋吉 遼子  東海大学体育学部 講師
岡安 功   広島経済大学経営学部 教授
上  梓   一般社団法人日本作業療法士協会
川西 司   中部学院大学スポーツ健康科学部 助教
菊池 秀夫  中京大学スポーツ科学部 教授
工藤 保子  大東文化大学スポーツ・健康科学部 准教授
國本 明德  大阪産業大学スポーツ健康学部 准教授
久保 和之  龍谷大学社会学部 教授
久保田晃生  東海大学体育学部 教授
小坂井留美  北翔大学生涯スポーツ学部 教授
兒玉 友   日本福祉大学スポーツ科学部 准教授
坂口 俊哉  鹿屋体育大学スポーツ人文・応用社会科学系 講師
上代 圭子  東京国際大学人間社会学部 准教授
冨山 浩三  大阪体育大学スポーツ科学部 教授
中澤 公孝  東京大学大学院総合文化研究科 教授
永谷 稔   北翔大学生涯スポーツ学部 教授
仲野 隆士  仙台大学体育学部 教授
中本 浩揮  鹿屋体育大学スポーツ人文・応用社会科学系 准教授
中山 健   大阪体育大学スポーツ科学部 教授
二宮 浩彰  同志社大学スポーツ健康科学部 教授
萩  裕美子 東海大学体育学部 前教授
樋口 毅   (株)ルネサンス 執行役員 健康経営企画部 部長
彦次 佳   関西大学人間健康学部 教授
平野 貴也  名桜大学人間健康学部 教授
藤田 紀昭  日本福祉大学スポーツ科学部 教授
舟木 泰世  尚美学園大学スポーツマネージメント学部 専任講師
舩越 達也  京都光華女子大学健康科学部 教授
増山 尚美  北翔大学生涯スポーツ学部 教授
松岡 宏高  早稲田大学スポーツ科学学術院スポーツ科学部 教授
松永 敬子  龍谷大学経営学部 教授
松本 耕二  広島経済大学経営学部 教授
松本 眞一  在宅研究者、公民連携事業経営コンサルタント
松本 弘志  (株)カワサキスポーツサービス 代表取締役
山口 志郎  流通科学大学人間社会学部 准教授
山口 泰雄  神戸大学 名誉教授
山田 奈美江 スポーツ庁 参事官(地域振興担当)付 専門職
來田 享子  中京大学スポーツ科学部 教授
涌井 佐和子 順天堂大学スポーツ健康科学部 専任准教授
渡辺 泰弘  広島経済大学経営学部 准教授
〈五十音順〉

書籍データ

【発行日】2024年5月1日

【ページ数】279

【版型】B5

目次はこちらをご覧ください

生涯スポーツ実践論 第5版改訂に向けて

21世紀に入り、社会経済状況は著しく変化し、記憶にも新しい2020東京オリンピック・パラリンピック大会を終え、さまざまな日本のスポーツ振興に課題を残す結果になりました。近い将来に、さらに深刻化する日本の少子高齢化に伴い、地域や国内のスポーツ状況も大きな変革の時期に差し掛かってきています。子どもの体力向上、部活動問題、多様性への対応、スポーツのビジネス化、高齢者の運動による健康づくりなどの必要性と具体的な課題検証の必要性が上げられます。
日本のスポーツ振興にとっても、この20数年の間にさまざまなスポーツ政策が出現してきました。50年ぶりに改訂された「スポーツ基本法」を皮切りに、第1期から第3期までのスポーツ基本計画、部活動ガイドラインなどのスポーツ政策ラッシュといったあわただしい時を感じています。
今回、私どもは、こうした、新たな局面を迎えた日本社会とスポーツ政策に対応すべき国民各層への生涯スポーツの振興の提案が必要と考え、今後5年先を見据えた新しい生涯スポーツ振興への課題解決のために本書の改訂を試みることになりました。
これまでの初版から改訂4版までの内容を見直し、よりアップデートなデータを提供しつつ、国内で教科書として数多くの機関で本書が使用されている体育・スポーツの大学専門学部生、専門学校、地域の行政、地域スポーツ指導者など幅広い人々とともに考える視点に立ちながら、コンパクトでインパクトある内容構成の対応をしたいと考えました。そのため未来を担う若手の有能な研究者を新たに編著者として全体の編集もお願いすることにしました。
日本のスポーツ界の変革に対応すべき「生涯スポーツの理論と実践」に関する科学的根拠と実践的な取り組みを示した内容に仕上がったと思っています。今回の改訂では、使用されている方々からの意見を参考に、全体をよりコンパクトに構成してあります。執筆者の皆さんからはもう少し詳しく書きたいなど、意に添わない部分もあったかと思いますが、全体のバランスを考慮しながら期待どおりの原稿を執筆していただいたかと思っています。
また、悲しいことでしたが、丁度この改訂作業を始めたころから、これまで本書に執筆いただいていた日本生涯スポーツ学会会長で東海大学の萩裕美子教授が年度初めに病気療養中であった中、ご逝去されました。本改訂版では、これまでの先生の原稿を同僚の久保田晃生先生に共著者として編集作業をお願いしました。これが萩先生の最後のお仕事としたいと思っています。生涯スポーツ研究の始まりから今日まで精力的に研究活動を実施されてきた萩先生に対して感謝申し上げます。ここに、すばらしい改訂版ができたことをご報告いたします。
最後にこの著書の執筆をお願いした皆さまには、心より感謝申し上げます。

2024年3月20日

監修者 川西 正志
野川 春夫
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¥3,630(税込)
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