序章 改訂4版によせて
序章 改訂3版によせて
序章 改訂2版によせて
初版序 本書の執筆にあたって
1章 体力の概念
1 体力の解釈
1.日本での理解
2.諸外国での理解
3.国際体力標準化委員会(1976)のまとめ
4.体力の定義と変遷
2 体力の測定
2章 運動とスポーツの背景
[1]神経系
1 神経系と運動制御(motor control)
2 ニューロンの構造と機能
3 神経系の役割
4 神経系の構成
5 中枢神経と身体運動
1.大脳皮質
2.小脳
3.脳幹
4.脊髄
6 身体運動に関与する中枢神経のレベルの相違
7 中枢の場の特定
8 刺激・反応とフィードバック
9 神経支配
1.神経支配
2.器用さと分化
3.eスポーツの神経支配
[2]エネルギーの産生
1 筋のエネルギー供給機構
1.無酸素性エネルギー供給機構(anaerobic process)
2.有酸素性エネルギー供給機構(aerobic process)
2 運動へのエネルギー供給機構の関与
3 エネルギーとその関連指標
コラム1 ニュートンは天才中の天才!
[3]筋系
1 筋の分類
2 筋の構造
3 筋の形態
4 筋の作用と名称
5 筋力の発揮
1.筋の収縮様式
2.収縮様式と筋力
3.2種類の等尺性収縮
4.真の筋力,みかけの筋力
5.絶対筋力
6.筋力への中枢神経の関与
7.筋電図
6 筋力,速度,パワーの関係
1.筋力と速度
2.パワー
7 筋線維
1.筋線維の収縮特性とその分類
2.筋における筋線維組成
3.筋線維比率の決定
[4]酸素運搬系
1 呼吸器系
1.呼吸中枢
2.呼吸運動
3.肺容量
4.肺換気量
2 循環器系
1.循環
2.心臓
3.血管系
4.血液
5.酸素の運搬
6.心拍出量
7.血圧
3 酸素摂取量(VO2)とその関連指標
1.酸素摂取量
2.運動中の酸素摂取量
3.運動強度と呼吸器・循環器系指標の変動
4.呼吸循環器系指標の変動:運動時間,運動強度から
5.呼吸商
6.酸素摂取量率,換気当量
コラム2 空気の量は,地上と富士山山頂とでは同じではない!
[5]環境
1 温度と湿度
2 気圧
1.低圧環境
2.低圧環境が与える運動能力への影響
3.高圧環境
4.高圧環境でのコンディショニング
5.水中環境
コラム3 高山での酸素は薄い,とは?
[6]栄養
1 栄養素とその役割
1.糖質
2.脂質
3.たんぱく質
4.食物繊維,水
2 運動のエネルギー源
3 運動とグリコーゲンの貯蔵
[7]人体の大きさ
1 体重
1.スポーツ競技種目と体重
2.標準体重
2 体型,体型指数
3 身体組成
1.加齢と性差
2.スポーツ選手の身体組成
3.肥満
[8]ウエイトコントロール
1 目標とする体重
2 スポーツ選手のウエイトコントロール
1.増量
2.減量
3 肥満者のウエイトコントロール
1.エネルギーの摂取制限と消費増大
2.アメリカスポーツ医学会の減量指針
3章 体力の測定
[1]形態
1 身体組成
1.いわゆる直接法:密度法(densitometry)と基本となる測定方法
2.間接法
3.測定値の比較
2 肥満度,体型指数
1.肥満度
2.体型指数
コラム4 ヒトのからだは水の中では軽くなる!
[2]機能:神経・筋
1 筋力
1.等尺性筋力
2.等速性筋力
2 筋持久力
3 パワー
4 敏捷性
[3]機能:全身持久力
1 基礎および安静時代謝に基準を置く強度
1.RMR(relative metabolic rate,エネルギー代謝率)
2.METS(metabolic equivalent,代謝当量)
3.RMRとMETSの比較
4.運動中のエネルギー消費量
2 最大下水準に基準を置く強度
1.ステップテスト
2.PWC170
3.PWC75% HRmax
3 最大水準に基準を置く強度
1.最大酸素摂取量(maximal oxygen intake:VO2max)
2.最大酸素摂取量に基準を置く強度
3.血中乳酸濃度に基準を置く強度
4章 トレーニングとその効果
[1]トレーニングとは
1 発育・老化へのトレーニングの効果
2 トレーニングの原則
3 トレーニングの原理と3条件
4 運動の特異性
[2]神経系への効果
1 技術トレーニング
2 技術の解析
1.映像で見る動きの解析
2.筋電図で見る動きの解析
3 神経系の改善
[3]筋系への効果
1 ウエイトトレーニング
1.さまざまなトレーニング法
2.トレーニングの条件
2 ウエイトトレーニングの効果
1.筋
2.筋線維
3.中枢神経
4.代謝
3 筋持久力への効果
4 筋パワーへの効果
5 リハビリテーションにおける筋系への効果
[4]酸素運搬系への効果
1 全身持久性トレーニング
2 全身持久性トレーニングの呼吸器系,循環器系への影響
1.呼吸器系
2.循環器系
3 筋線維など
4 無酸素性トレーニング
5 障害者スポーツ選手における影響
[5]身体組成への効果
1 安静の影響
2 全身への効果
1.全身持久性トレーニング
2.ウエイトトレーニング
3 局所への効果
1.局所運動の効果
2.内臓脂肪への効果
3.骨への効果
5章 高齢者の運動と栄養摂取
1 加齢と体力
2 高齢者の運動
1.筋力
2.全身持久力
3.柔軟性
4.平衡性・協応性
3 高齢者の栄養摂取
[本書の執筆にあたっての主な参考書]
索引