1章 機能的活動 真鍋 清則
1.日常生活活動(ADL)
2.姿勢・運動制御機構
3.運動学習
2章 日常生活活動の基盤となる姿勢及び歩行の適応制御に関わる脳神経機構
柳原 大・瀬戸川 將
1.序論
2.姿勢の制御における反射の寄与
3.姿勢の学習・適応制御における小脳の働き
4.予測的姿勢調節における小脳の働き
5.歩行制御系における小脳:脊髄小脳ループについて
6.運動学習としての回転棒課題で観察される小脳障害
7.運動学習としての左右分離型ベルトトレッドミル課題で観察される小脳障害
8.障害物回遊歩行課題で観察される小脳障害
9.歩行における認知・記憶とその神経機構
10.アルツハイマー型認知症モデルマウスでみられる歩行時の短期記憶の障害
3章 ポジショニング(Positioning) 真鍋 清則
1.ポジショニングの要点
2.背臥位ポジショニング
3.側臥位ポジショニング
4.ベッドギャッジアップ坐位ポジショニング
5.車椅子坐位ポジショニング
4章 背臥位から側臥位-寝返り、側臥位から背臥位-寝返り、背臥位から坐位-起き上がり、坐位から背臥位
真鍋 清則
1.背臥位から側臥位の運動
2.側臥位から背臥位の運
3.背臥位から坐位の運動
4.坐位から背臥位の運動
5章 坐位から立位-立ち上がり、立位から坐位-着座
真鍋 清則
1.障害程度の違いによる運動誘導の決定
2.ベッド端坐位から立位
3.立位からベッド端坐位
4.床坐位から立位と立位から床坐位
6章 移乗 真鍋 清則
1.移乗の課題構成要素
2.ベッドと車椅子間の移乗の誘導
3.車椅子と椅子の間の移乗の具体的方法
7章 移動 真鍋 清則
1.歩行
2.歩行の重要視すべき課題構成要素
3.歩行誘導の具体的方
8章 階段昇降 大槻 暁
1.階段昇降の構成要
2.階段昇降動作における疾患特性
3.運動誘導
4.自立レベルと指導のポイント
9章 更衣(上衣・下衣) 川手 洋幸
1.更衣の特性
2.課題分析
3.運動構成要素
4.更衣への介入
10章 整容・清拭 渡邊裕文・鈴木三央
1.機能的活動の特徴
2.機能的活動の構成要素
3.運動誘導
4.自立レベルと指導のポイント
11章 入浴 渡邊裕文・鈴木三央
1.機能的活動の特徴
2.健常者における機能的活動の構成要素
3.自立レベルと指導のポイント
12章 食事 立松さゆり
1.課題分析
2.食事姿勢
3.食事動作の分析(課題構成要素)
4.運動誘導および自立動作に向けての具体的方法
13章 摂食嚥下機能 中澤 優子
1.ヒトの進化と嚥下機能の変化
2.摂食嚥下機能の発達と衰退
3.摂食嚥下機能
4.摂食嚥下障害のリハビリテーション
5.摂食嚥下障害の治療
14章 トイレ動作 三浦 教一
1.トイレ動作の特徴
2.トイレ動作の構成要素
15章 調理、清掃 立松さゆり
1.調理
2.調理のまとめ(運動誘導および自立に向けての具体的方法)
3.掃除
4.掃除のまとめ(運動誘導および自立に向けての具体的方法)
16章 屋外活動 森髙 良樹
1.はじめに.屋外歩行の特徴
2.屋外歩行に向けたエビデンス
3.屋外歩行に向けた姿勢運動制御の構成要素
4.運動誘導と指導ポイント
17章 趣味・レクリエーション活動 藤井 崇典
1.趣味・レクリエーション活動の特徴
2.趣味活動への介入の手がかり
3.趣味活動の構成要素
4.趣味活動の治療の実際
18章 成人脳性まひ者の機能的活動の獲得を目指したアプローチ
金子 断行
1.脳性まひの発達と一次障害と二次障害
2.成人期脳性まひ治療
3.成人脳性まひ者の治療の実際
19章 自助具、住環境、その他の環境要素
砂古口 雅子
1.道具という環境が個体と運動に及ぼす影響を考える
2.作業療法内容