１章 インクルーシブ体育とは何か 草野 勝彦
- 能力差について
- 特別な教育的ニーズ（special educational needs）
- 障害の理解から個性の理解へ
- 「ズレ」、「まさつ」、「共感」が「共に生きる」に発展
２章 インクルーシブ体育の基本課題
- 授業の目標設定という課題 ＜草野 勝彦＞
- 授業プログラムの開発という課題
- 「共に生きる」教育という課題
- 授業の評価という課題
- サポート体制の構築という課題 ＜長曽我部 博＞
- 研修に関する課題 ＜草野 勝彦＞
３章 インクルーシブ体育における意識変容のプロセス
- インクルーシブ体育における教師の意識変容のプロセス ＜西 洋子＞
- 子どもの意識変容のプロセス ＜長曽我部 博＞
４章 インクルーシブ体育の創造と展開
- 表現リズム遊び・表現運動 ＜西 洋子＞
- 器械運動 ＜長曽我部 博＞
- 走・跳の運動遊びおよび陸上運動 ＜長曽我部 博＞
- 水遊びおよび水泳 ＜長曽我部 博＞
- ボール運動 ＜長曽我部 博＞
- からだつくり運動 ＜西 洋子＞
５章 地域を拓くインクルーシブ体育 －インクルーシブ教育の実現に向けて－ 岩岡 研典
- 地域社会でのインクルーシブ体育・身体活動の考え方
- インクルーシブ体育が拓く地域社会，そして学校へむけて
- インクルーシブ体育：身体・身体活動から始めることの意義と意味
［付録］インクルーシブ体育に必要な専門的力量を獲得するために 岩岡 研典
［コラム１］ 障害のある人と障害のない人との出会い～相手そのものを意識する～
［コラム２］ みんなが楽しいルールの創造
［コラム３］ ある高校教師の意識変容の過程
［コラム４］ ダウン症児と体育学習～ニーズに対応した指導は別の子どもの配慮に生かされる～
［コラム５］ ファシリテーターの介在・一緒に活動を工夫する体験・そして同じ輪の中に
［コラム６］ 自閉症児と体育学習～特性を生かした学習づくり～
［コラム７］ 病虚弱児と体育学習～可能な部分で身体活動を～